Nagasaki Minami High School.

登校音楽とチャイム

新校舎建設の際に学校に流れる音にこだわりました。
オリジナルの音、これは学校の生徒、職員のみならず近隣の方にまで親しまれる音として、
南高の顔にもなっています。

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今回音の制作を担当していただいた井出先生

登校の音楽

登校音楽(空)

 

登校音楽(飛翔)

 

登校音楽(天空)

 

 

チャイム

チャイム(通常)

チャイム(お昼と放課後開始)

 

音のちから

長崎南高等学校 主任/小森誠之

学校事務の仕事は、教員と異なり生徒と接する機会は少ない。私は時折、早朝のあいさつ運動に参加して生徒の様子を見ています。
その時感じたのは、毎日の受験勉強に疲れている生徒が多く見受けられ、またメンタル面で悩んでいる生徒も以前より増えているように思われることでした。
そこで、学校事務職員ができることは何かを考えていました。ある日のテレビ番組で、病院の待合室のエントランスホールに「癒しのサウンド」を流して「音」の力で患者の苦痛を少しでも和らげる取り組みを見て、私は「これだ」と思いました。そしてすぐに、そのオリジナルサウンドをつくられた方にメールで私の思いを伝えました。
そのメールには「校舎の改築に合わせて、学校の生徒昇降口で下足から上履きに履き替える時に生徒たちが勉強する気持ちに脳内のスイッチが切り替わって『やる気』と『元気』がでるようにしたい」という願いを込めました。
その相手とは、有限会社エル・プロデュース代表取締役所長でサウンドスペースコンポーザーの井出祐昭さんでした。井出さんは現在ではなじみ深い新宿駅・渋谷駅の発車ベルを1989年に作成された方です。
サウンドスペースコンポーザーという聞き慣れないお仕事は、見えないデザイン”くうき”をつくられ、その場の雰囲気を変える大きな要素の一つである『音』を創作する仕事です。

井出先生からほどなく「初めての試みなので喜んで引き受けたい」という嬉しい返事がきました。私は校長先生にお願いして井出先生に会うために東京へ行きました。
打合せでは、私の学校の生徒に元気になってもらいたいという気持ちを精一杯伝えました。その熱意が井出先生に伝わったのか、話し合いは順調に進みました。しかしまだ難関がありました。
全職員には話をしていなかったことです。職員会議で了承をいただき、PTA役員会でのプレゼンテーションに臨みました。
デレビ番組の内容と、井出先生からいただいたDVDを利用してプレゼンしたところ、保護者から大絶賛の拍手をいただき、これで第一段階は終了。ここからは校舎改築のスケジュールも順調に進み、具体的な機器選定と、効果を伝えるための最適な音の演出ができるスピーカーのセッティングポジションを考えました。
そうしていると、その当時ノーチャイム制だった本校に新チャイムを導入したいとの声があがりました。生徒集会のアンケートは半々、しかし1・2年生は導入希望者が多かったため、導入が決定となり、正式に井出先生にお願いすることになりました。
校舎完成に近づく頃、井出先生と学校で打合せを重ね、その模様を新聞部・放送部がインタビューする機会を設け、導入に向けての雰囲気作りも行いました。
井出先生の感想は「生徒の素直さ、ピュアさにとても感動した。立地的に山の上の学校なので『天空間』が素晴らしい」と仰っていただきました。
校舎完成約一ヵ月前『癒しのサウンド』『新チャイム』は完成しました。テーマは「Rising Vision」。上昇し意識や景色が変わること、優しさ、規則正しさ、爽やかさ、希望を表現する内容でした。本校のキャッチフレーズが『ホップ・ステップ・ジャンプ』なので、それも意識したとのことでした。
その『音』は3段階に分かれていて、早朝6時30分から7時15分までが『空』、それから7時30分までが『飛翔』、最後8時までが『天空』となっています。
当初の打合せで、早朝はやる気がある生徒、7時15分からは大多数の生徒、最後の30分はもっと元気を出してほしい生徒と大雑把なこちらのイメージを先生が踏襲してくださいました。
チャイムはハープとハンドベルによる上昇するイメージで『鐘のように心を写し出すもの』をイメージして制作されました。
校長先生をはじめ職員一同、新しくなる学校のイメージに期待が膨らみました。井出先生が校舎完成後に音のセッティングの為に再び来校されました。ここが一番大事な作業でパソコンやグライコ等を駆使して、どの周波数の音をいじるかで雰囲気が一変するとのことで、2日にわたって調整していただき井出先生も私たちも納得がいく音となりました。
以上のように苦労して導入した『音』の変化には生徒の出席率の増加という嬉しい結果もついてきました。生徒たちの評判も上々で「今日も1日頑張ろうという気持ちになる」「爽やかな気分になる」等、多数の感想がありました。またチャイムも「優しい音で心がホッとする」「癒される」「落ち着く」「南高オリジナルで母校に誇りがもてる」等の感想がえられ、感慨もひとしおでした。
この他にも、新校舎にはいろいろな仕掛けを作りました学校事務職員で学校を元気にできることがたくさんあると思います。長崎に来られる機会がありましたら、是非お立ち寄りください。私の経験が少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。

risingvision

長崎県立長崎南高等学校オリジナル癒し音楽とチャイムについて生徒たちに行ったアンケートの結果

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